【完成見学会】チェックすべき10のポイント!快適な家選びのコツ

ハウスメーカー選び

完成見学会で確認すべき重要なポイントを解説します!断熱性能、湿度、光の入り方、間取りなど、理想の家を選ぶための簡単なチェックリストを紹介します。後悔しない家づくりの参考にしてください!

断熱性能と温度|一年中快適に過ごせる家か?

完成見学会では、断熱性能の確認が重要です。
冬は暖かく、夏は涼しい家かどうかをチェックしましょう。

チェックポイント

・エアコンをつけていない状態で、室内の温度差を感じるか?

・玄関や浴室で極端に寒い・暑い場所がないか?(ヒートショック対策)

・窓の断熱性能(複層ガラスや樹脂サッシなど)が適切か?どんなグレードか?

「冬の見学会でリビングは暖かかったけど、廊下が寒かったので、高断熱仕様の家を選びました!」という声もあります。体感できるのは見学会の醍醐味です。

室内環境と湿度|カビ・結露を防ぐには?

湿度は、住み心地や家の耐久性に影響します。
完成見学会では、湿気がこもっていないか確認しましょう。

チェックポイント

・結露が発生している窓がないか?

・調湿効果のある壁材(珪藻土、無垢材など)が使われているか?

・換気システム(24時間換気など)が適切に機能しているか?

一般的に、住宅内の快適な湿度は40〜60%程度と言われています。ただ、季節や個人の体感によって快適な湿度は異なるため、あくまで目安として捉えておきましょう。

換気性能と空気|気になるニオイや空気の流れをチェック

家の換気性能は、健康に直結します。
見学会では、室内の空気の質を意識してみましょう。

チェックポイント

・新築特有の化学物質(シックハウス症候群の原因)のニオイが強くないか?

・空気がこもっている感じがしないか?(特にトイレ・クローゼット)

・窓を開けた際、風の通り道が確保されているか?

新築特有の匂いの例
・塗料(シンナーのような刺激臭)
・新品の匂い(プラスチックや合皮に似た匂い)
・新しい印刷物のような匂い
・消毒液、新しいビニール製品

採光と光の入り方|明るく快適なリビングか?

窓の配置や大きさで、室内の明るさは大きく変わります。
日中の自然光の入り方を確認しましょう。

チェックポイント

・朝・昼・夕方で光の入り方が変わるか?

・家の中で暗すぎる場所がないか?

・必要以上にまぶしい場所がないか?

「南向きのリビングなのに隣家の影で暗かった…」と後悔しないために、どんな採光になっているか実際の見学で体感しましょう。

間取りと動線|暮らしやすい設計か?

間取りの良し悪しは、日々の暮らしに大きく影響します。
見学会では、家事ラクなどの生活動線をチェックしましょう。

チェックポイント

・キッチン→洗濯機→物干し場の動線はスムーズか?

・家族のプライバシーが確保されているか?

・収納スペースは適切な場所にあるか?

「実際に自分がこの家に住んだ時にどんな動き方をするか?」と考えてみるとわかりやすいです。

住宅設備|キッチンや浴室の使い勝手を確認

最新の住宅設備は便利ですが、実際に使いやすいかを見学会でチェックしましょう。

チェックポイント

・キッチンの高さや動線が使いやすいか?

・浴室の広さやお手入れのしやすさはどうか?

・全館空調は設備のメンテナンスがしやすいか?

便利な設備はメンテナンス性で快適を損ねないか確認が必要です。

窓の数と位置|採光・通風・プライバシーを考慮

窓は採光だけでなく、通風やプライバシーの確保にも関係します。

チェックポイント

・隣家の窓と位置が被っていないか?

・風が通るように、適切な場所に窓が配置されているか?

・防犯対策として、人が入りやすい位置に大きな窓がないか?

最近はトイレや風呂に窓をつけない家も増えてきました。
窓は家の断熱性を下げ、費用を高くするため、本当に必要な場所にのみついています。

壁材・床材の質感|触って実感!

見た目だけでなく、実際に触れて質感を確かめることが大切です。

チェックポイント

・床が冷たすぎないか?(冬場の快適性)

・傷や汚れがつきやすい素材ではないか?

・小さな子どもやペットがいる場合、適した素材か?

「ツルツルの床が滑りやすく、ペットが歩きにくそうだったので変更しました!」という意見も。

担当者の受け答え|信頼できる会社か見極める

見学会では、家そのものだけでなく、担当者の対応もチェックポイントです。

チェックポイント

・質問に根拠をもって明確に答えてくれるか?

・良い点だけでなく、デメリットも説明してくれるか?

・無理な営業をしてこないか?

これから家づくりを進めるパートナーになる人です。しっかり見極めましょう。
参考までに、ハウスメーカーの選び方については以下の記事をご覧ください。

畳数と広さの感覚|図面と実際の違いをチェック

図面上の畳数と、実際の広さが違って見えることがあります。

チェックポイント

・家具を置いたときにスペースを確保できているか?

・天井の高さや部屋の形状が圧迫感を与えていないか?

実例
「図面では広く見えたけど、実際に見たら思ったより狭かった」ということも。目で見て感じる体感が重要です。

【まとめ】完成見学会をフル活用して理想の住まいを選ぼう!

完成見学会は、実際の住み心地を体感できる貴重な機会です。家の 断熱性能・湿度・換気 などの快適性だけでなく、間取り・住宅設備・窓の配置 など、生活のしやすさも細かくチェックしましょう。

また、図面だけでは分からない 光の入り方や広さの感覚 を確かめることも大切です。さらに、担当者の受け答えから、住宅会社の信頼度を見極めることも重要なポイントです。

実際に足を運び、五感を使って確認することで、「想像と違った…」という後悔を防ぎ、納得のいく住まい選びができます。ぜひ、この記事を参考にして、完成見学会を最大限に活用してください!

本記事が悩める施主の方々の参考になれば幸いです。
それではまた別記事で。

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