家づくりの学び~土地の値段は交渉できる?

備忘録

本記事は管理人SAKURAが自分の家づくりの進捗を報告するものです。
家づくりが進む中で学んだことを淡々と記述するだけの記事になっております。

ハウスメーカー(以下HM)と打ち合わせをする中で、いろいろと学ぶことは多いかと思いますが、
振り返りと共有を兼ねて記録を残すことにしました。どなたかの参考になれば幸いです。

本日はHM候補2社目(B社)の打ち合わせ(3回目)
希望の条件に対する土地の提案を聞きに行きました。
HM1社目(H社)でいきなり希望に合った土地が見つかっていたのですが、他社の提案と比較するため保留としていました。
ただ、その時の提案で疑問に思っていたのが「土地が交渉しだいで安くできる」とのこと。

SAKURA
SAKURA

土地って単純に地価や周辺環境、地盤状態で決まる一定の価格なんじゃないの?

その時は、土地が値下げ交渉できる意味が分からず疑っていたのですが、B社との打ち合わせでこの理由が分かりました。

B社
B社

土地の所有者は2パターンあり、個人所有と企業所有があります。基本的に土地の売り出しは個人が多く、不動産はその仲介をしている場合が多いです。そのため、個人所有で土地が売れ残っており、早く手放したい場合は値下げ交渉をすることができます。例えば、長期で売れ残っていて1年前に値下げしているような場所だと交渉しやすいですね。逆に企業所有の土地はどんなに交渉しても値下がりしません。ちなみに個人所有の土地かどうかは、情報欄に「仲介」と記載があれば個人の土地です。

なるほどメルカリの値下げ交渉と同じような感覚ですね。売り出し価格は自分が思っていたように一定の金額でスタートする。ただ土地所有の個人が早くお金を欲しい場合は交渉の余地があると。
良い土地を見つけたらダメもとでHM経由で交渉してもらうのも一つの手かもしれませんね。

さてB社との打ち合わせでは、H社提示の土地よりも良さそうな土地が見つかり、また悩みが増えてしまいました。HM候補3社目(I社)にも土地を探してもらったのですが、その時はH社と似たような提案しか受けませんでした。そのためB社にもあまり期待はしていなかったのですが、意外と違う場所が出てくるものですね。

土地選びに関してですが、B社にて土地に対する考え方について教わりました。
土地に対して固定概念や勘違いを改めて考え直す意味で記録しておきます。

  • 土地は広い方がよい、は勘違い
    →暮らしのスタイルが分かれば建物に必要な面積もわかる
     必要以上の面積は無駄になってしまう(初期投資、手入れ、固定資産税など)
  • 土地をはじめに決めてから上物を決める、は勘違い
    →土地条件によっては希望の上物が建てられないことも
     土地探しと上物づくりはセットで考える
  • 道路は南側に面していた方がよい、は勘違い
    →一般的にはそうだが、設計力があるHMなら関係ない
     南面に大きな窓をとっても、カーポートを設置すると日射を遮る可能性もある
     外構も含めて土地選びを検討した方が良い
  • 土地の提案は不動産にまかせるべき、は勘違い
    →不動産は希望条件にあった土地しか選べない。
     家づくり、暮らしまで考えて土地選びをするのならHMに任せた方が良い。
     ちなみに、不動産は紹介された土地に対し、手数料3%+6万円の収益が入る。
     そのため、同じ労力であれば基本的に高い土地を提案してくることを念頭に置いておく。
  • 100%満足できる土地を選びたい、は勘違い(オススメしない)
    →宝くじに当たるようなもの。条件の70%満たしていれば買う決断をした方がよい。
     理想の土地へのめぐり逢いを待っていると、その間の賃貸料が勿体ない。
  • 土地に掘り出し物がある、は勘違い
    →安い土地には必ずその理由がある。
  • 高い土地=良い土地、は勘違い
    →南向きの土地は日射量が多く良く見えるが、人目につく場所ならカーテンやフェンスが必要。
     逆に安い土地=悪い土地とも言えない。悪い土地でもHMの設計力でカバー出来る。
学びPOINT
  • 個人所有の土地は「仲介」の記載あり、場合によっては交渉して値下げの余地がある
  • 複数社のHMに希望条件の土地を探してもらうと、意外と違う土地が出てくる
  • 土地に掘り出し物はない、安いのには必ず理由がある
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